• 肌綺麗な女性
  • 肌が若々しい女性
CONTENTS
手鏡でシミを見る女性

年齢肌のサインの代表的な一つとして、シミがあげられます。
老化現象の一つでもありますし、できてしまうことで老けた印象になり、鏡をみるたびに気になるという方も多いのではないでしょうか。

しかしシミと一言でいっても、なんと9種類もありますし、その原因もそれぞれ異なります。
また日々のスキンケアや食事などの生活習慣や紫外線対策で予防が出来るものもあります。
出来ないようにする予防と、出来てしまった場合に対策を原因とともに考えてみましょう。

シミができるメカニズムはメラニン色素の蓄積

シミにもいろいろな種類が有りますが、大まかに分けた時にいえる原因はやはりメラニン色素の蓄積です。
メラニン色素は、紫外線を浴びる事でお肌のメラノサイトが刺激される事で増加します。

このメラニン色素は、通常であればターンオーバーというお肌の新陳代謝の働きがあるため、定期的に新しい皮膚に生まれ変わる事で排出されていきます。
しかし、年齢とともにお肌のターンオーバーの働きが正常に行われなくなってきますと、メラニン色素はどんどん蓄積されてしまい濃くなってお肌に現れます。
これがいわゆるシミなのです。

また、シミの中でもそばかすは遺伝的な事も関係があったり、体質的なことが原因でできてしまうものですので、この遺伝的な事や体質が原因となっているそばかすに関しては予防が難しいと言えるでしょう。

また、シミはお肌への刺激が関係していますので、アンチエイジングのためとマッサージをしすぎてしまいますと、お肌への負担もかかってしまうことで肝斑というシミの原因になることもあります。
肝斑に関しては紫外線も影響が有りますが、それだけではなく女性ホルモンやストレスの影響も考えられます。
表皮のケラチノサイト(表皮細胞)がこうしたさまざまな刺激を受けることで、メラノサイト(色素細胞)の活性化因子であるプラスミンやプロスタグランジンが産生されます。
そしてこのシグナルがメラノサイトに伝えられます。

メラノサイトではチロシンというアミノ酸が徐々に変化してドーパ、ドーパキノンとなり、やがてメラニンとなりますが、その過程に作用するのがチロシナーゼです。
このチソシナーゼによってメラニンの産生が増加してしまい、メラニン色素も増えてしまう事になります。

ひとことでシミと言っても大別すると9種類ある

お肌にできるできもの以外の物をシミという言葉で片付けてしまいがちですが、実は大きく分けると9種類とも言われています。


老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
もっとも多いと言われているのがこの老人性色素斑です。
紫外線が主な原因で、日に当たる頬骨やこめかみは、特にできやすいです。
雀卵斑(じゃくらんはん)
これは一般的にはそばかすと言われているもので、幼年期からできている方も多いです。
鼻や頬にできることが多く、一つ一つの斑点の大きさはほぼ同じぐらいです。
乾燥肌の方にできやすいという特徴があります。
肝斑(かんぱん)
30代頃から女性ホルモンやストレス過度なマッサージや紫外線の影響ででてきます。
左右対称で頬に大きなシミができたら、肝斑の可能性が高いです。
遅発性両側性太田母斑(ちはつせいりょうそくせいおおたぼはん)
真皮層にできるシミで、アザの一種です。
生後1年以内に出ると言われていますが、20才前後でも突如出現することもあります。
頬の片側や目の周りにできやすいです。
後天性真皮メラノサイトーシス
額や目の周り、頬などにできる左右対称の淡青褐色のシミで、一般的なものと違い、アザの一種でもあり、治りにくいと言われています。
脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)
いぼ状に盛り上がった状態の茶色や黒っぽいシミのことで、老化現象として中年頃から出やすいです。
炎症性色素沈着
ニキビや皮膚炎の後に、跡として残ってしまうものです。
摩擦黒皮症(まさつこくひしょう)
主に摩擦が原因でできてしまうシミです。
花弁状色素班(かべんじょうしきそはん)
主に日焼けをした後に花びらのような形で出来てしまう、赤いシミです。

化粧から医薬品までシミを消すは様々

化粧品

出来てしまったシミは、隠すか消すかという手段で対応していく事になります。
まず、隠す方法では化粧が一つありますが、コンシーラーなどの化粧品を使い、シミの部分が目立たないように隠していきます。
しかし厚塗りになってしまったり、すっぴんではそのままの状態ですので根本的な部分での効果はありません。

内側に作用する方法には、医薬品を使う方法が有効です。内服薬ではトラネキサム酸やビタミンCが良く用いられます。
トラネキサム酸はのどの痛みを取る薬としても処方されることが有りますが、特に肝斑に効果があると言われていて、ドラッグストアで購入できる肝斑対策の薬としても出てます。
病院でも診察を受ければ処方をしてもらうことが出来る医薬品です。

医薬品を使った外側からのアプローチ方法もあります。
漂白作用のあるハイドロキノンとターンオーバーの働きを促すレチノイン酸は併用することで効果が高くなります。
ハトムギエキスやアルブチン、ビタミンC誘導体といった成分が配合されている美白化粧品には、予防をする効果は期待できます。
しかしできてしまったシミに対しては効力が少ないため、こういった漂白作用の高い医薬品での対応が望ましいです。
ハイドロキノン単体で使うよりも、ターンオーバーを促しつつ、またコラーゲンの生成へも効果があるレチノイン酸を併用することはお勧めです。
効果は緩やかではありますが、痛みもなく毎日続けていく事で徐々に薄くなり、最終的には消すことが出来ます。

美容皮膚科では、その他レーザーやフラッシュと言ったマシンを用いた方法でもアプローチできます。
新しい皮膚に生まれ変わらせることが出来たり、メラニンを撃退することができますので即効性も高いです。

シミを予防するには日々のセルフケアが大切

日傘を差す女性

シミの原因は主に紫外線とホルモンや生活習慣と言われています。
もちろん体質的な事であったり女性ホルモンが影響している場合には予防することが難しい場合もあります。
しかし紫外線に対してはしっかり対策をしていく事で、シミを予防できます。

具体的には日焼け止めの使用です。
紫外線は夏場に多いのはご存知かと思いますが、実は夏だけではなく1年を通して出ています。
そのため日焼け止めもできれば1年を通して使うようにしましょう。
同時にスカーフを巻いたり帽子をかぶったり、サングラスを使うなどの服装の面でも気を付けると紫外線対策がより入念に行なえます。

基礎化粧品を使ったセルフケアでは、メラニン色素が増える事がシミの原因と言われています。
メラニンを抑制させることが出来るアルブチンやハトムギエキス、ビタミンC誘導体やプラセンタなどの有効成分が配合されている化粧品を使って行きましょう。
あくまでも予防ですので、出来てしまったシミにはあまり効果を実感することは出来ないかもしれませんが、使い続けていけば予防効果もありますのでシミを増やさないというメリットがあります。

また、ターンオーバーの乱れもシミに影響がでてしまいます。
マッサージをしすぎると肝斑への影響も気になりますが、ピーリングジェルなどを使い、ターンオーバーを強制的に行うという事も有効です。
その際あまり強くこすらないようにする点と、使用する頻度も週に1度程度にすることを意識して取り入れていくと良いでしょう。

ビタミンCを摂取することで、メラニン色素を増やさない、そしてシミを薄くすることも期待できるため、食生活においてもビタミンCは美容のために取り入れていく事をおすすめします。